薄毛や白髪の意外な原因と、おすすめトリートメント成分3つ
2015/07/28
薄毛や白髪の原因は、栄養障害、薬の服用、ストレス、加齢、遺伝など、様々ありますが、実は、紫外線も髪をパサパサさせたり、薄毛や白髪の原因の一つと言われています。
実際に、頭頂部から薄毛になるケースが多いのですが、それは、頭頂部が太陽に一番近く、紫外線の影響をより受けやすいからとも考えられています。また、分け目もずっと同じところにしていると、そこだけ、紫外線のダメージを受け薄毛になることもあるのです。
紫外線は一年を通して降り注いでいます。レジャーやアウトドア活動が多い夏はもちろんの事、紫外線対策を毎日続けて、ツヤ髪を育みましょう。
なぜ紫外線が、薄毛や白髪やパサパサの原因になるか。
まず、お伝えしたいことは、紫外線の悪影響は、浴びた時だけでなく、蓄積されていくということです。 若い頃に受けた紫外線の影響は、年齢を重ね免疫力の低下してきた頃になって表面化し、薄毛や白髪、髪のパサパサとして現れることがあるのです。では、紫外線が頭皮と頭髪にどのように影響するのか、みていきましょう。
・頭皮への影響
太陽の光線は、電磁波になって地球へと届きますが、中でも、波長の短い紫外線は、頭皮を守ってくれている毛髪の間を通過し、頭皮にじりじりと悪影響を与えます。 頭皮に到達した紫外線は、頭皮の表面の表皮をも通過し、毛根のある頭皮内部にある真皮の中層まで達します。 紫外線が毛根にあたると、毛母細胞、色素形成幹細胞が直接ダメージを受けてしまい、薄毛・白髪の原因になる場合があるのです。
・毛髪への影響
頭皮を覆い守ってくれる、毛髪も当然、紫外線の影響をうけることになります。まず、紫外線を浴びた毛髪は酸化し、色が薄くなっていきます。色が薄くなると、毛髪の内部まで、紫外線が到達するようになります。こうなると、毛髪の成分であるケラチンが紫外線により変性し、髪の表面にありツヤ髪の元であるキューティクルが、剥がれ、髪がパサパサになってしまうのです。
薄毛・白髪の原因となる紫外線から、頭皮・頭髪を守る方法
年間を通して降り注ぐ紫外線だから常に対策はしたいものです。 最低でも、アウトドアやレジャーに出かけるときはしっかりと紫外線対策をしましょう。
快晴で太陽を遮るものがなく、南へ行くほど、また標高が高いほど、空気が澄んでいるほど、紫外線の影響は強くなるからです。レジャー時などは、帽子をかぶるなどの紫外線対策をお忘れなく!
紫外線対策としては、帽子をかぶる、日傘をさす、日中の外出を控えるなどが有効です。
なかなか実行できない場合は、普段できる対策としては、時々分け目を変えることも有効です。
また、UVカット成分を配合したトリートメントを使用することも、簡単に毎日続けられるのでおすすめです。
ツヤ髪になるおすすめトリートメント成分3つ
① アミノ酸系成分
髪の毛の95%は、18種類ものアミノ酸が結合してできている「ケラチン」というタンパク質からできています。髪の元であるアミノ酸は、安全性が高く、保湿性にも優れているため、ツヤ髪を育むためには、おすすめのトリートメント成分です。
② ツヤとスタイリングを保つ成分
髪は、既に死んでいる細胞なので、一度失ったキューティクルは修復できません。そこで、おすすめしたいトリートメント成分がポリクオタニウム-72です。ポリクオタニウム-72は、キューティクルのように、髪をコーティングし乾燥や外的刺激から、髪を守ってくれます。保湿性にも優れていて、ツヤと自然な仕上がり維持してくれる成分です。
③ 紫外線カット成分
最後に
紫外線対策は、季節や天気にかかわらず、毎日続けることが大切です。ストレスなく続けられように、自分なりの対処法を見つけてツヤ髪を育んでもらえればと思います。紫外線対策といえばお肌の方を思い浮かべますが、頭皮・毛髪もお忘れなく。